トイプードル 1歳 メス♀
今回の症例は保護犬で、保健所からティアハイムさいたまに引き取られる前に不慮の事故で前足がプラプラしているので骨折しているかも?といわれていた症例です。
ティアハイムさいたまに引き取られてすぐに当院に来てレントゲン検査を行ったところ、橈骨と尺骨の骨折が認められました。





犬や猫の骨折の場合、骨をもとの位置に整復してギプスで固定するだけでは、また骨がずれてしまい正常な形ではない方向や向きに骨がくっついてしまったり、安静ができずに偽関節となり骨がくっつかない可能性が高いです。(人間のように意識的に患部を使わないように生活することが出来ないため。)