外科
整形外科
膝蓋骨（パテラ）内包脱臼や大腿骨頭壊死（レッグペルテス）の手術に対応
膝蓋骨（パテラ）内包脱臼は犬に多く猫でもまれにみられる疾患で、ひざのお皿が内側（まれに外側）に脱臼してしまいます。
軽度の場合は手術は必要ありませんが膝の変形性関節症（OA）が進行しないようにサプリメントを飲むことは重要です。
中等度から重度になってくると変形性関節症（OA）の進行を抑えることに加え、前十字靭帯断裂や骨の変形を防ぐためにも早期の手術による整復が推奨されます。
変形性関節症（OA）は進行性の疾患なので進行を少しでも遅らせることが高齢になったときに大きな差となります。
大腿骨頭壊死（レッグペルテス）は成長期に起こる股関節の病気で、骨への血流障害で壊死が起こり股関節の痛みを伴います。
小型犬～中型犬であれば大腿骨の骨頭を切除することが治療の選択肢となります。（股関節全置換術という手術の選択肢もあります。）
当院では大腿骨頭壊死に対して骨頭切除を行います。（股関節全置換術をご希望の場合専門機関をご紹介します。）
膝蓋骨（パテラ）脱臼整復
膝蓋骨が脱臼しないように、滑車溝の造溝、縫工筋のリリース、外側の関節包の縫縮、脛骨粗面転移などを組み合わせて手術を行います。
