内科
歯科
歯周病は心臓、呼吸器、脳、肝臓、腎臓などあらゆる臓器に悪影響を及ぼす。
犬も猫も歯周病にかかります。
歯周病は口臭や痛みの原因となり、日々のふれあいのストレスとなったり、痛みにより食欲の低下につながったります。
しかし、そういった口の中の問題だけにとどまらず全身の臓器に影響を及ぼすことが分かっています。
例えば、犬で最も一般的な心臓病である僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症・粘液腫様変性)は口腔内細菌が血流に乗って心臓に達し、心内膜炎を起こすことが一つの原因です。また、呼吸により口腔内細菌を吸い込むことにより、気管支炎や肺炎の原因となります。
近年では人の認知症と歯周病の関係が話題となっています。
日頃のデンタルケアと定期的な歯石除去や抜歯を行うことで口腔内を健康に保つことにより、動物の健康寿命を延ばすことが期待できるのです。
歯科ユニット
歯石を除去し、歯の表面を研磨したり、歯根が複数ある歯を抜歯する際に歯を分割するのに使用します。
当院では歯科処置は必ず全身麻酔下で行います。
麻酔前には術前検査を行い、麻酔中には心電図、血中酸素飽和度、呼気二酸化炭素濃度、血圧、麻酔濃度、呼吸数をモニタリングし、常に安全な麻酔を心がけています。
デンタルケア商品
当院ではデンタル商品の棚を設置しており、その仔その仔にあった商品をお選びいただけます。
皆さんが毎日歯磨きをしているように、わんちゃん・ねこちゃんにも日々のデンタルケアが必要です。
歯磨き・歯磨きクロス・歯磨きペースト・デンタルガム etc.
デンタルケアといっても初めから歯ブラシに挑戦するのはハードルが高いです。
まずはお口を触らせてくれるところから。次にデンタルクロスを使って歯を拭かせてくれる。そして歯ブラシに挑戦というふうにステップを踏んでいかないとうまくいきません。
また、どうしてもお口を触らせてくれないわんちゃん・ねこちゃんもいます。
その仔の性格やレベルにあったケアをご提案します。
内科
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消化器内科
嘔吐、吐出、吐き気、よだれ、下痢、軟便、食欲不信 etc.
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歯科
歯石、歯肉炎、口臭、歯のぐらつき、顎や頬が腫れ、口の中を気にする、口の中のできもの etc.
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皮膚科
皮膚の痒み・発疹・脱毛、しこり 耳の痒み・赤み・耳垢・匂い etc.
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整形科
急に脚を痛がるようになった、膝が外れやすい、けんけんする、散歩や運動を嫌がって活動性が低下してきた etc.
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神経内科
けいれん発作、起立困難、ふらつき、歩様の異常、流涎 etc.
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循環器内科
よく咳をする、呼吸が苦しそう、心臓の雑音を指摘されたことがある etc.
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呼吸器内科
咳、くしゃみ、鼻水、頻呼吸、呼吸困難、ゼーゼー・ガーガーという呼吸音 etc.
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内分泌内科
多飲多尿、異常な食欲、痒みのない脱毛、肥満、削痩 etc.
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眼科
目ヤニ、流淚、目をしょぼしょぼする・瞑りがち、目が赤い、黒目が濁ってきた etc.
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腎泌尿器科
血尿、頻尿、何度もトイレに行って踏ん張る、尿が出ない、多飲多尿 etc.
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生殖器科
外陰部から血膿、発情出血が続く etc.