内科

呼吸器内科

さまざまな症状がある呼吸器疾患

咳は呼吸器症状の中でも最も多い症状ですが咳という症状だけでも感染、心臓病、腫瘍、アレルギーなど多くの原因が考えられます。
また呼吸器疾患が命に係わることもあるため、迅速な検査・診断・治療が重要になることもあります。
当院では呼吸器症状がある場合、レントゲン検査、血液検査を行います。また心臓病が原因として疑われる場合には心臓の超音波検査を行うこともあります。
検査の結果、重度の胸水貯留、肺水腫などの緊急性を要する場合は、速やか飼い主様に病状の説明を行った後、迅速に処置を行います。

レントゲン検査
呼吸が荒い、咳、呼吸音の異常などがある場合には胸のレントゲンを撮影し、肺や気管、心臓に異常がないかを検査します。
呼吸器疾患は緊急を要することもあるため慎重かつ迅速な検査と処置が求められます。
心拡大があり心臓病が原因と考えられる場合は心臓超音波検査も行います。

超音波検査
レントゲン検査で心臓病が疑われた場合、超音波検査を行います。
呼吸器症状の超音波検査では肺や心臓を検査します。
超音波検査により肺水腫や肺高血圧などを診断します。

血液検査
肺炎が疑われる場合には血液検査を行い、炎症の数値が上がっていないかどうかを確認します。
完全血球計算により白血球の数値を測ることに加え、CRP(C反応性蛋白)を測ることにより診断します。
また、同時に腎臓や肝臓などの数値も測定することで炎症の場所が肺以外の臓器でないことも確認します。

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